本を自炊した話

自宅の片付けをしていたのですが、やはり大量の本がネックだな・・という結論に至り、自炊したいな・・と思ったので、昨年1月の緊急事態宣言が発出されることが決まったタイミングで、自炊キット(スキャナーと大型裁断機)を1ヶ月間レンタルしました。

一番電子化したかったのは、コミックと文庫(小説)・大学の教科書・ノート類だったので、それを優先にし、その後に同人誌・雑誌・ムック類、ペーパー類、楽譜、大型写真、普通の写真・・というように時間の許す限り電子化してみました。

 

【やってみた感想など】

・借りたもの 自炊用スキャナー、大型裁断機、オプションでバーコードリーダー、裁断機の新品の刃

・借りた期間 4週間

・費用 15980円(往復送料込)

・冊数 約900冊(うち同人誌約300冊、写真・書類含まず)

・作業時間 1日平均4時間、1週間で230冊程度

・リーダー(読む用)として、AmazonのFIRE HDを購入

 

・裁断機は大型を借りて正解。3センチ厚くらいまで一気に切れるので本をいちいち分解しなくてすむ。

(他のブログを読んでいると、それほどの冊数をやっていない方が多いので、冊数によるかも)

ただ、設置場所をとるのと、めちゃくちゃ重いので、ある程度部屋が片付いてから借りるのがおすすめ。

オプションの新品の刃は頼んでよかった。ストレスフリー。

 

・スキャナーはグレードの高いほうにしました

バーコードリーダーは私は不要だった

・スキャナー掃除用に(100均の)ハンディモップとエタノールがあると便利

 

 

・これはもったいなくて切れないなと思っていた本も、他のものをどんどん裁断していくと、どうしても紙で残したい!という1シリーズを残して、他は全て裁断できました。画集・パンフレットも当初考えていたのですが、それには手をつけませんでした。

 

・捨てるかどうか悩んでいたものはとりあえず電子化したのですが、「これはもういいかな」と思うものも出てきて、捨てることができた本も多数。その後に読みたくなって買った本も、読み終わったらストックせずにほとんど捨てるようになりました。あと図書館つかうようになった!

 

・私の場合は、部屋が空く代償に、作業自体にものすごくストレスがたまりました。緊急事態宣言が出てたこともあり、1ヶ月自炊してるかゲームしてるか・・という感じで。ただ、私はすごく飽きやすくて、やりたくないことを後回しにする性格なので、期限付きレンタルは正解だったと思う。

 

・900冊の本がなくなった開放感はすごい!!それでもまだモノはあるけど、本棚に入りきらずにクローゼットの下を占拠してた本がなくなっただけでも、圧迫感がなくなりました。本棚もスカスカになったので飾りたかったぬいぐるみなどを入れられるようになりました。

 

 

【追記】

1年半後、再度スキャナーのみレンタルしました。(メーカーのキャンペーンで1週間980円というプランがあったため)

裁断機はなかったので自力裁断です。

前回のときに裁断しなかった1シリーズ、その後片付けで発掘された本、発生した書類、ファンクラブ通信的な雑誌、買った本で残したかったもの、合計で60冊程度でした。